Home » 睡眠薬の服用による副作用を知って、リスクを回避しよう » 睡眠薬を飲むと、ふらついたり転んだりしやすくなる

睡眠薬を飲むと、ふらついたり転んだりしやすくなる

スポンサーリンク

睡眠薬を服用したときに、注意したい副作用の1つが、『ふらつきや転倒』です。睡眠薬には筋弛緩作用と言って、筋肉を緩める作用があるので、それがふらつきや転倒につながるのですね。

 

このふらつきや転倒ですが、特に問題となるのは年配の方です。年配の家族の方が睡眠薬を服用する・服用しているという場合には、この転倒やふらつきには十分注意しましょう。

 

 

 

 

ふらつきや転倒による事故には要注意!

転倒
 
2008年の日本人の不慮の事故による死因をみてみると、1位が窒息死、2位が交通事故死、そして2位と僅差の3位には転倒・転落による死亡が入っています。

(厚生労働省 平成21年度「不慮の事故死亡統計」の概況」 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/furyo10/dl/gaikyo.pdf)

 

転んで死に至るということはあまり想像しにくいかもしれませんが、実際には死因の上位に入っているので、注意が必要です。死に至らないとしても、転倒による骨折や、頭を打って寝たきりになったりというケースもあるので、特に高齢の方は十分に注意が必要です。

 

 

 

65歳以上の方は、特に転倒には気をつけましょう

同じく厚生労働省のデータによれば、転倒による死亡事故を起こす割合は、50歳くらいから徐々に増えていき、65歳くらいから急激に上昇します。ご家族に睡眠薬を服用している高齢の方がいる場合には、注意が必要ですね。

 

 

 

 

 

睡眠薬の副作用による転倒、ふらつきはこんなときに起こりやすい

高齢者
 

①夜中にトイレに行くとき

年を取るにつれて、夜中にトイレに行く回数は増えてきます。そして、この夜中にトイレに行く時に、転倒による事故は起こりやすいのです。

 

睡眠薬の作用時間にもよりますが、夜中に目を覚ました時にはまだ睡眠薬の影響が残っている場合があります。そのため、夜中に布団を出た時に筋弛緩作用が収まっておらず、ふらついて転倒につながる危険があるのです。

 

 

トイレに行く際の転倒を防止するためには、きちんと電気をつける、トイレまでの道のりに障害物となるものを置かない、普段からふらつき気味の方の場合には手すりを設置するなどの方法が考えられます。

 

 

 

 

②お風呂に入っている時

お風呂は滑るので、睡眠薬の副作用が関係なしに、転倒事故が起こりやすい場所です。それが睡眠薬による筋弛緩作用が起こっている場合には、さらに転倒事故のリスクが高まってしまいます。

 

これを防止するためには、睡眠薬を服用した後にはお風呂に入らないことです。睡眠薬を服用してからはすぐに布団に入って眠ることが鉄則です。

 

 

 

 

③朝起きて布団を出る時

朝目を覚まして布団を出るときに、ふらついて転ぶ場合があります。寝起きで頭がぼーっとしているのに加えて、筋弛緩作用が続いている場合には、特に転倒のリスクが高まってしまいます。

 

これを防止するには、目を覚ましてから布団を出るまでに少し時間を置いたり、起き上がる際には何かにつかまって慎重に起き上がるといった方法が考えられます。

 

 

 

 

 

ふらつきや転倒が起こりやすいのはどんな睡眠薬?

転倒が起こりやすい睡眠薬
 
それでは、どのような睡眠薬を服用した場合に、ふらつきや転倒が起こりやすくなるのでしょうか。

 

 

ベンゾジアゼピン系の睡眠薬には要注意!

ベンゾジアゼピン系に分類される睡眠薬は、副作用として筋弛緩作用があるため、ふらつきや転倒が起こりやすいことが知られています。

 

ベンゾジアゼピン系睡眠薬には、短時間作用型の代表格のトリアゾラム(商品名:ハルシオン)、ブロチゾラム(商品名:レンドルミン)、フルニトラゼパム(商品名:ロヒプノール)などがあります。

 

 

 

作用時間が長い睡眠薬にも要注意!

高齢の方の場合、睡眠薬の作用時間が長くなる傾向があるので、あまり作用時間が長い睡眠薬は処方されにくいようです。それでも、場合によっては作用時間が長い睡眠薬が処方されることもあります。

 

作用時間が長いということは、夜中や朝に目を覚ました時に、睡眠薬の影響が体内に残っている可能性が高まるということです。ですので、作用時間が長い睡眠薬を服用する場合には、転倒に注意が必要です。

 

 

作用時間が長い睡眠薬には、クアゼパム(商品名:ドラール)、フルニトラゼパム(商品名:ロヒプノール)、ロルメタゼパム(商品名:エバミール)、リルマザホン(商品名:リスミー)などがあります。ただし、ロルメタゼパムやリルマザホンは筋弛緩作用が弱めの睡眠薬です。

 

 

 

 

 

以上、睡眠薬の副作用の1つの、ふらつきや転倒について説明しました。とはいえ、お医者さんもなるべく筋弛緩作用が弱い睡眠薬を処方したりと、ふらつきや転倒が起こりにくいように工夫をしているので、そこまで心配することもないと思います。

 

ただし、問題となるのはお医者さんの指示を守らずに、服用量を増やしたり、服用時間を守らなかったりした場合です。きちんとお医者さんの指示を守って、安全に睡眠薬を服用しましょう。

 

スポンサーリンク

前のページ | 睡眠薬の効果が翌日まで持続する、持ち越し効果に注意!
カテゴリトップ | 睡眠薬の服用による副作用を知って、リスクを回避しよう
次のページ | 睡眠薬の副作用で、記憶障害が起こる場合がある!?
  • 私の愛用しているサプリ

    私が熟睡できるきっかけとなったサプリです。

    詳細はこちら
  • おすすめのコンテンツ

  • 不眠症の改善方法

  • おすすめの快眠グッズ

  • 寝具を変えよう

  • 不眠症の症状と原因

  • 年齢・季節・男女別の睡眠

  • 睡眠薬

  • 様々な睡眠障害を克服しよう

  • 病院での治療

  • プロフィール

  • リンク