朝型・夜型のタイプ別の不眠の症状と対策
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朝型タイプの人と夜型タイプの人、それぞれ睡眠に対する悩みも異なってきます。ここでは、タイプ別の不眠症の症状と対策を紹介しています。
朝型の人の不眠の症状とその対策
朝型の人は寝付きが良く、睡眠も深く、寝起きも良いという、理想的な睡眠をとっているように思われるかもしれません。
ただし、朝型の人にも弱点があり、普段と就寝時間や起床時間が違うなど、変化に対して融通が効かないのです。
体温変化にメリハリがあるということは、その体温変化に合わせて就寝-起床をすることで、良い睡眠をとることができます。しかし、体温変化と就寝-起床リズムがずれてしまうと、不眠の症状を訴えることがあるんですね。
朝型の人は夜更かしに弱い
例えば、普段よりも夜更かしをする場合。
夜更かしをしても、明け方には体温が上がってしまうので、普段と同じくらいの時間に目が覚めてしまいます。そのため、睡眠不足になりやすいんですね。
ですので、朝型タイプの人の不眠対策としては、睡眠リズムを崩さないことです。
たまに徹夜がある仕事だったり、たまに夜更かしをするような生活をしていると、睡眠不足になりがちなので、注意が必要です。
夜型の人の不眠の症状とその対策
夜型の人は、寝付きが悪く、睡眠の浅くなりがちで、寝起きも悪い傾向があります(朝型と比較した場合の話ですが)。
ですが、一方で多少寝る時間が遅くなったり、起きる時間が遅くなってもさほど影響がありません。
体温変化がルーズなので、多少就寝-起床リズムがずれても対応できるのですね。ですので、夜型の人の場合は生活が少し不規則だったとしても、深刻な睡眠不足になったりということは起こりにくくなります。
夜型の人に有効な不眠症解消法
では、夜型の人が不眠症の症状を訴えた場合、どのような対策が有効なのでしょうか。効果的な方法としては、意識的に体温変化にメリハリを付けることです。
そのためには、就寝前に体温を上げることがオススメです。
就寝前に体温を上げれば、就寝するくらいの時間からスムーズに体温が下がるので、寝付きがよくなり、眠りも深くなりやすいです。
具体的には就寝の1時間前にぬるま湯に入ったり、ストレッチやウォーキングをすることが有効です。
また、生姜湯やホットミルクなど暖かい飲み物をのむことや、夕食に体を温める食品、例えば生姜や唐辛子を含む食事を摂るのもオススメですよ。
夜型の人は、無理に朝型にしようとしないこと!
夜型の人は、1つ注意しないといけないことがあります。それは、無理に朝型の生活にしようとしないことです。
最近は朝活などの言葉が流行るなど、朝早起きして自分磨きをする人がいますね。朝に勉強や仕事をしたほうが、効率的だということも言われています。
無理やり朝型にしようとしても、いいことがありません
ですが、夜型の人が無理やり朝型になろうとしても、体に負担がかかって体調を崩したり、不眠症になる可能性があります。
もちろん、実際にやってみて問題ないようだったらいいのですが、日中の眠気が強かったり、睡眠不足になりがちなのに無理に朝型にしようとするのは、あまりおすすめできません。
自分のタイプに合わせた生活をすることが、快眠につながります。
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