形状から自分にあった枕を選ぼう
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昔は枕といえばシンプルな形のものが主流でしたが、今や様々な形の枕が販売されています。
珍しい形の枕だと、『この枕、なんだか他のとは違くて良さそう・・・』なんて思ってしまうのも無理はありませんよね。
ですが、本当に凝った形状の枕のほうが眠りやすいのでしょうか。
ここでは、代表的な枕の形状について、またどのような形状の枕を選べばよいか、紹介します。
①標準型
シンプルな形の枕です。枕のどの部分もだいたい高さが一緒なので、寝返りが打ちやすく、頭の位置も安定しやすいです。
やっぱりシンプルな枕が一番、という人は今でも多いと思います。
②段差形
枕の下半分が高くなり、上半分が低くなっている枕で、低反発枕はこの形状のものが多く見られます。
高い方と低い方、どちらに首を置くのが正しいのかが意外と知られていないのですが、正しくは高い方に首を置きます。
首の部分が高くなっているので、首が枕にフィットして気持いいと感じる人もいます。
③ドーナツ型
枕の中央の、頭を乗せるとところが、他の部分よりも凹んでいる枕です。枕の販売業者さんの説明によれば、頭が凹んだ部分にすっぽり入るので、仰向けで眠った時に頭が安定するとのことです。
④ユニット分割型
最近良く見られるようになった形状ですが、枕が2つ~4つほどのユニットで分割されていて、それぞれのユニットごとに素材が違ったり、素材の量が違ったりします。
例えば、首が当たる枕の下半分は低反発ウレタンで、上半分をプラスチックビーズにしてあるものがあります。また、枕の中央は凹ませて、両サイドは高めにしてあるものもあります。
枕販売会社の工夫によって、様々なタイプのユニット分割型の枕が生まれています。
それで、どの形状の枕がおすすめなの?
枕を選ぶ際に大切なことは、『首が自然な角度になること』と、『寝返りが打ちやすいこと』であると考えます。
ですので、これらの条件を満たすものであれば、私は形状にはそれほどこだわらなくて良いと思います。とはいえ、注意しておいたほうが良い点があるので、説明します。
枕の形状を選ぶときの注意点
枕の形によっては、首が不自然な角度になったり、寝返りが打ちにくい場合があります。
例えば、段差型は首にあたる部分が高くなっていますが、これにより首の角度が不自然になってしまうことがあります。ドーナツ型では、頭がすっぽりと入って仰向けの時に寝心地は良いかもしれませんが、その分寝返りが打ちにくい可能性があります。
ですので、枕を選ぶときには、実際に頭を載せてみて、自然な姿勢で眠れるか、試してみることが大切です。ユニット分割型のような複雑な形状の場合はなおさら、試してみないとわかりませんね。
ここでは、主流な枕の形状と、どのような形の枕を選ぶべきか、説明しました。
大切なのは、どのような形状の枕であっても、実際に寝てみて、自分に合う枕かどうかを見極めることです。くれぐれも、目新しいという理由だけで、枕を選ばないようにしましょう。
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