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よく用いられる睡眠薬の一覧

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ここでは、用いられることが多い睡眠薬を、効果の持続時間毎に分類しています。

 

超短時間作用型 ⇒ 半減期が2~4時間。入眠障害に用いられる。

短時間作用型 ⇒ 半減期が6~10時間。入眠障害や中途覚醒、早朝覚醒に用いられる。

中間作用型 ⇒ 半減時間が10~30時間、入眠障害や中途覚醒、早朝覚醒に用いられる。

長時間作用型 ⇒ 半減期が30時間~、不安が強い場合に用いられることがある。

 

 

一般名をクリックすると、詳細の説明をみることができます。

 

 

 

超短時間作用型の睡眠薬

一般名(商品名)※1 半減期 ※2 副作用 特徴
ゾルピデム
(マイスリー)
約2時間 副作用は比較的起こりにくいが、もうろう感、記憶障害など ・使用頻度がトップクラス
・副作用が起こりにくい
・高齢者に向いている
・軽度の不眠症に向いている
ゾピクロン
(アモバン)
約4時間 比較的少ないが、もうろう感、記憶障害など ・副作用が起こりにくい
・高齢者に向いている
・軽度の不眠症に向いている
・独特の苦味がある
トリアゾラム
(ハルシオン)
約3時間 筋弛緩作用(※3)、もうろう感、記憶障害など ・効果が強い
・リバウンド(※4)が起こりやすい
・抗不安作用がある
ラメルテオン
(ロゼレム)
1~2時間 ほとんどないと言われているが、日中の眠気、めまい、うつ病の危険性が増大するとの報告もあり ・副作用、リバウンドがほとんど起こらない
・効果が穏やかなので、軽度の不眠症に向いている
・睡眠リズムを調整する働きがある
・比較的新しい睡眠薬なので、臨床研究の結果が多くはない

 
 

短時間作用型の睡眠薬

一般名(商品名)※1 半減期 ※2 副作用 特徴
エスゾピクロン
(ルネスタ)
約6時間 比較的少ないが、もうろう感、記憶障害など ・ゾピクロンから単離
・ゾピクロンよりも苦味が少ない
・2012年発売開始の、新しい睡眠薬
ブロチゾラム
(レンドルミン)
約7時間 健忘、ふらつきなど ・翌朝への影響が比較的少ない
・効果が出るまでの時間が比較的短い
リルマザホン
(リスミー)
約10時間 もうろう感、記憶障害、目覚めの悪さなどが見られることも ・筋弛緩作用が弱いので、高齢者に向いている
ロルメタゼパム
(エバミール)
約10時間 もうろう感、記憶障害、目覚めの悪さなどが見られることも ・肝障害のある方や、代謝力の弱まっている高齢の方でも使える
・筋弛緩作用が弱いので、高齢者でも使いやすい

 
 

中間作用型の睡眠薬

一般名(商品名)※1 半減期 ※2 副作用 特徴
フルニトラゼパム
(ロヒプノール)
7~15時間 筋弛緩作用、ふらつき、目覚めの悪さなど ・効果が強め
・翌朝への影響が比較的出やすい
・中途覚醒や早朝覚醒の悩みがある方に向いている

 
 

長時間作用型の睡眠薬

一般名(商品名)※1 半減期 ※2 副作用 特徴
クアゼパム
(ドラール)
35~40時間 目覚めの悪さ、日中の眠気、筋弛緩作用など ・作用時間が長いので、翌日への影響が出やすい
・高齢者の服用には注意が必要
・食事の直後の服用は要注意
・抗不安作用が強い

 
 

※1 一般名は1つしかありませんが、商品名は製薬会社が独自につけた名前であり、製薬会社毎に異なった名前をつけていたりします。ここではよく用いられる商品名を記載しています。

 

※2 半減期とは、体内の薬の濃度が半分になるまでの時間です。睡眠薬の効果が持続する時間とイコールではありませんが、だいたいこのくらいの時間効果が持続すると考えて下さい。

 

※3 筋弛緩作用とは、筋肉の力が緩む作用です。これにより、ふらつきや転倒が起こりやすくなるので、特に高齢の方は注意が必要です。

 

※4 リバウンドとは、睡眠薬の服用をやめた時に、一時的に眠れなくなる症状のことを言います。

 

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