目覚まし時計と条件反射を使った起床方法
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朝起きるのが辛くて、何度も目覚ましをかけるのに二度寝、三度寝をしてしまう・・・
これは多くの方が経験のあることですよね。
朝スッキリ起きることは、1日をベストなコンディションでスタートさせるために重要ですし、毎朝決まった時間にきちんと起床することで体内リズムが一定になり、夜も快眠しやすくなります。
そこでここでは、目覚まし時計を変えるという、ちょっと変わった起床方法を紹介します。
目覚まし時計が鳴っても無視することが習慣になっている!?
毎朝目覚まし時計が鳴っても、とりあえず止めてまた眠って・・・、というように目覚まし時計を無視している人は、
『目覚ましの音』 ⇒ 『止めて二度目する』
というように、脳が結びつけてしまっているので、なかなかスッキリと起きることができません。
そこで、
『目覚ましの音』 ⇒ 『すぐに起きる』
という回路を脳に覚えこませることが大切です。
これは、条件反射と同じようなものです。
条件反射といえば、パブロフの犬で有名ですね。訓練をすれば、餌を見せていなくても、メトロノームの音を聞いただけで唾液が出るという有名な実験があります。
人で言えば、梅干しを見ると唾液が出るというのも条件反射です。
条件反射を快眠に活用!
そして、この条件反射の延長として、私たちは日頃から無意識に、『音』と『行動』を結びつけています。
例えば、電話が鳴ると『すぐに出なくちゃ』と思いますよね。
会社であれば、電話の音を聞くと無意識に受話器をとることもありますし、プライベートでもあまり電話が好きではない人は、電話が鳴るとびくっとすることもあると思います。
これは、電話の音に対して、無意識に反応しているわけですね。
こういう条件反射が、目覚まし時計の音に対しても起こるようにするわけです。
条件反射を利用した起床法はこれだ!
目覚ましを変えるところからスタート
『目覚ましの音』 ⇒ 『すぐに起きる』
という回路を脳に作るためには、まずは目覚まし時計を新しく買い替える、あるいは携帯のアラーム音を今まで聞いたことが無いものにすることが必要です。
これまで聞いていたアラーム音では、その音が鳴っても起きないでいいという回路が出来上がっているため、今まで聞いたことがない音にしなければいけません。
アラームを変えたら、ミスはゆるされない!
そして、新しいアラーム音を決めたら、そのアラーム音が鳴った時には、一度も二度寝してはいけません。これはすごく難しいことなのですが、『アラーム音』 ⇒ 『起床』 という回路を定着させるには、1度もミスをしてはいけません。
つまり、最初がすごく肝心になるわけです。
まずは朝起きる予行練習から
とは言え、目覚まし時計を買い換えても、初日から起きれなかったときのリスクは大きすぎます^^;
ですので、まずは数分後に目覚ましをセットして、ベッドに横になり、アラームが鳴ったら起き上がるということを何度か繰り返すことがお勧めです。
『アラーム音』 ⇒ 『起き上がる』 ということを何度か繰り返しておくことで、実際に朝にアラームを鳴らした時にも、アラーム音に反応しやすくなります。
初日の朝にちゃんと1回のアラームで起きられたら、それを3日、1週間と気合で続けます。
そうすると、だんだんとアラーム音に対して無意識のうちに起きられるようになるので、朝の目覚めがスッキリとしますよ。
条件反射を利用する起床方法はなかなか根気がいる起床方法ですが、一度体に覚え込ませれば、毎朝起きるのが非常に楽になります。
毎朝スッキリと目覚めたい方は、ぜひ試してみて下さい。
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